目次
- その1(プロローグ―準備編)
- その2(20年ぶりの海外渡航―日本からニュージーランドへ出発)
- その3(日本との気温差10度以上!オークランド→クラスイストチャーチ→テカポ湖)
- その4(満天の夜空に流星が走る―マウントジョン天文台ツアー)
- その5(ニュージーランド最高峰マウントクック周辺をトレッキング)
- その6(クイーンズタウン―女王陛下にふさわしい街)
- その7(寿命が伸びたかも?! ミルフォードサウンドの滝雨)
- その8(オークランド―海とカモメとヨットと)
- その9(バイバイ、ニュージーランド―オークランド→日本帰国)
- その10(エピローグ―もう一度行きたい国、ニュージーランド)
ニュージーランドに行きたい理由
理由はとても単純だった。
冬の日本を離れて暖かい国に行きたい。
2020年1月現在、日本の冬は記録的な暖冬。自分が住む広島では初冠雪が観測史上、もっとも遅い記録を更新中だったが・・・
訪問国の条件は南半球。なおかつ英語圏の国。webで調べるとオーストラリア、ニュージーランドが候補に上がった。前者は国土が広大で旅行会社のパッケージツアーの料金も高め。後者はコンパクトなコースで短い期間で魅力を体験できそう。よし、ニュージーランドに決めよう。決断したのは2019年12月中旬だった。
旅行期間は、2020年1月26日(日)から31日(金)の5泊6日。
訪問した主な都市、名所は次の通り(訪問順)
- オークランド
- クライストチャーチ
- テカポ湖
- アオラキ/マウントクック国立公園
- クイーンズタウン
- ミルフォードサウンド
最後の海外渡航経験は、大学生の時に行ったイギリス・シェフィールドへの1ヶ月間の留学&ホームステイ。1990年代後半だから、20年以上前のことだ。社会人になってからは仕事が忙しくて、長期の海外旅行など考えたこともなかった。
今が行くときだ。今こそが行くときだ。迷いはなかった。
久しぶりの海外旅行のため、添乗員付きツアーの情報収集から始める。J社、H社の店舗を訪問。旅行期間は1週間以内で探した。両社とも旅行中の訪問先はほぼ同じ内容だった。決め手は窓口スタッフの対応。前者は些細な疑問点にも懇切丁寧に調べてもらい回答してくれたからだ。
旅行代金の支出項目内訳は次の通り。
- 旅行代金(大人一人)
- オプション(1月28日 クイーンズタウン スカイレストラン ビュッフェディナー)
- 参加者一人の追加料金
- 海外航空税(大人)
- 日本国内空港施設使用料など(大人)
- NZetaの取得代行
- 海外傷害保険
NZeta(NZイータ)とは、2019年10月からスタートしたニュージーランドの電子渡航認証。ニュージーランドに観光ビザで入国する日本人は、以前はパスポートのみでよかったが、NZeTAを取得する必要があるとのこと。登録を誤るとニュージーランド本国まで行って修正する必要があると聞き、旅行会社の取得代行サービスを利用。
イータの詳細情報、申請方法はこちらからダウンロード可能。
上記とは別で、オプションとして1月27日にマウントジョン天文台で開催される星空ツアー「サミットエクスペリエンス」に申し込み。夜空の星を見上げる内容のため、天候によっては内容変更または中止の場合あり。料金の支払いは現地で行うとのこと。
ツアーには日本国内の出発地が2種類用意。成田空港と関西空港。自分は成田発を選択。理由はツアーの最初の最後まで添乗員が付き添ってくれるからだ。後者は関西空港→オークランド空港(ニュージーランド)乗り継ぎ→クライストチャーチ空港までを参加者自身で行う必要がある。海外旅行が不慣れのため、思い切って成田発を選んだ。
ついでに、岩国空港から羽田空港の国内線往復飛行機もオプションで追加。広島→東京まで新幹線なら片道4時間のところ、飛行機を使えば1時間半で行ける。往復にすれば金額も若干お得。この際、長距離の移動は飛行機にしてみよう。久しぶりだし。
旅行会社への支払いを済ませた後は、旅行のための準備。ニュージーランド行きのグッズを買い揃えていった。購入物を含めて持ち物は次の通り。
- マスク
- ジップロック
- キャリーケース用ベルト
- 洗濯洗剤(トップ部屋干し用)
- ハミガキセット(歯ブラシ、歯磨き粉)
- 携帯コップ
- スリッパ
- ネックピロー(飛行機内での就寝用。空気を入れてふくらませるタイプが携帯に便利)
- 折りたたみハンガー(洗濯物を干すために必要)
- iPhone充電器
- 電源コンセントの変換アダプタ(日本はA型。ニュージーランドはO型へ変換するために必要)
- 変圧アダプタ(電圧の関係で日本国内でしか使えない電器を使用する場合、必要)
- 一眼レフカメラ(キヤノン EOS 70D)
- SDカード(カメラの写真データ保存用。盗難を想定して16GB、32GBを1枚ずつ)
- パスポート
- パスポートのコピー
- 海外旅行保険のしおり(旅行会社から配布)
- 旅行用キャリーケース(容量は60L)
- ボディバッグ
- NZD現金(日本円2万円分をニュージーランドドルに銀行で両替)
- シェーバー
- ノートPC(MacBook Pro 15インチ)+収納用カバー
- サングラス
- 帽子
- 日焼け止め
- パーカー
- レインジャケット
- ダウンジャケット
- 除菌シート
海外出張経験の豊富な弟からのアドバイスと、旅行会社からもらった海外旅行のしおりなどを参考にした。ニュージーランドの夏は日本の夏に比べて紫外線が7倍とのこと。帽子、サングラスは必ず持っていくように言われたので持参した(実際は現地では使わなかったが・・・)
情報収集に使ったWebサイトは次の通り。
このほか申し込んだ旅行会社には、メールで現地ガイドに直接質問できる問い合わせフォームがあり、48時間以内に返信がもらえる便利がサービスがあったので活用。宿泊するホテルのWi-Fi接続事情、現地での服装など生の情報をたくさん教えてもらえた。日焼け止めを持ってくるようにアドバイスをもらったのは、ここでのやり取りからだった。
旅行会社にすすめられて「たびレジ」に登録。 外務省の海外安全情報配信サービスで、海外に滞在する都市と滞在期間を登録しておくと安全情報をメールで配信してくれる。ニュージーランド滞在中、新型コロナウイルスの影響について外務省が把握しているニュージーランド国内の状況を細かく知らせもらえた。
添乗員付きツアーなので参加者はペアが多いのかな、自分のようなお一人様は少ないのかなと漠然と想像。考えても仕方がない、おもいっきり楽しもう!と心に決めて粛々と準備。
そしていよいよ旅行当日を迎えた。その2につづく。