海外旅行ほぼ未経験!ニュージーランド旅行記(その7)


ミルフォードサウンドで滝雨に打たれる


1月29日(水) 朝食はビュッフェ。春節の最後だからか、中国人らしき観光客が多い。

同じツアー参加者から、昨夜の星空ツアー(マウントジョン天文台とは別、クイーンズタウンで開催)が中止になったことを聞く。ボブズヒル山頂から見えた外界は白かったな。今日再度催行されるか決まるという。夜は晴れることを祈る!

バスに乗り、ミルフォードサウンドに向かうクイーンズタウンからミルフォードサウンドまで直線距離で約80km。バスで約1時間くらいで行けるところを、約5時間(休憩時間を含む)かけてぐるりと回り道してバスで走るのだ。ニュージーランドでは無駄なものは作らないことが徹底していて、自然破壊の元になるトンネル、道路をむやみに作らない結果だという。この考え方いいね。

ミルフォードサウンドに行く途中、Mirror Lakeに立ち寄り。水面が鏡のように反射することで名前がついた湖だ。この周辺は水質が良くて飲めるらしい。試しに飲んでみた。クセが全くない、氷河の雪解け水だ。

ニュージーランドのシンボル、シダが沢山生えている。ニュージーランドに生えているシダはシルバー・ファーンと呼ばれている。葉の後ろが月の光を浴びて銀色に光ることからこの名前がついたらしい。高いものでは15mくらいまで成長する。

The Chasmにも立ち寄り。Chasmとは割れ目のこと。川を流れてきた小石が岩のくぼみに入り、長い年月をかけて浸食して作られた巨大な割れ目だ。ものすごい深い。

ミルフォードサウンドに到着。雨がパラパラと降り注ぐ。年間降水量が約7,000〜8,000mmと桁外れに多い。天気は雨のことが多い。ミルフォードサウンドは氷河が大地を削ってできたフィヨルド。深い深い入り江になっている。西洋人としてニュージーランドを初めて発見したジェームズ・クックはここの入り江まで来たが、そのはるか奥まで湾が続いていることを知らなかったらしい。ユネスコの世界自然遺産に登録されていて、1,600m級の山々に取り囲まれた壮大な風景が楽しめる。

クルーズ船に乗り込むと、すぐにランチ。和食の幕の内弁当だ。お寿司も入っている、懐かしい味。

ランチを食べ終わると、さっそくデッキに出てみた。雨はパラパラから豪雨に変わっている。風が強い。あわててウィンドブレーカーのフードをかぶる。雨になると山肌から現れる無数の滝。山のあちこちにある窪みに雨が降りそそぎ、あふれて滝ができるんだとか。

雨が少し弱くなってきた。デッキに人があふれかえる。風でふっ飛ばされそうになりながらセルフィーで自撮りする人が多い。アザラシが岩の上でのんびりひとやすみ。

船は入り江の入り口付近まで接近し、折り返す。一つ滝壺の限界まで接近。水しぶきを浴びると寿命が伸びると言われている。デッキに人が出てきて、文字通り滝のような水を全身に浴びる!全身ずぶぬれ、カメラもずぶぬれ。カメラの防水対策を全くしていなかったけど、さいわい壊れず。レンズフードを装着しておいたおかげかな。

船が港に到着し、下船。フェリー乗り場にはサンドフライの模型が展示されている。

サンドフライはブヨの一種。さされるとものすごく痒くなるらしい。虫除けもほとんど効かない、大変やっかいな虫。バスでミルフォードサウンドに向かう途中、トイレ休憩でドアを開閉した際に大量にバスに入ってきた。ツアー参加者みんな、駆除するのに必死! ティッシュペーパーなどでつぶしていた。おかげで刺されることはなかった。もし刺された場合、対処法はこちらを参考にしてもらいたい。

ミルフォードサウンドからクイーンズタウンへ向かうバスの中では爆睡。みんな疲れて車中でぐっすり。


ホテルで念願のラム肉


クイーンズタウンのホテルに戻り、夕食はホテルの食堂でコースディナー。スープの前菜から始まり、メインは念願の本格的なラム肉をいただいた。じゃがいものペーストを薄く固めたようなパテの上に、塩コショウで味付けしたラムが乗る。やわらかくてジューシー。メイン料理が出てくるまで約1時間。これがニュージーランド流なのだそうだ。

ちらちら空を見上げながら、昨夜中止になった星空ツアーの催行についてみんなとおしゃべり。最初は雲が多かったのが、風に流されて徐々に空がクリアになってきた。どうやら開催できそうだ。

明日はいよいよニュージーランド最大の都市、オークランドに行く日だ。その8につづく。

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