6月の終わりに新型コロナに感染。
きっかけは法事。集まった親戚の中に感染者がおり、あっという間に家族全員が発症。
人生初39度超えの発熱に加え、喉の痛み、全身倦怠感に襲われた。
その後平熱に戻り、喉のかすれと微妙な倦怠感がしばらく残ることになる。
最もショックだったのが味覚・嗅覚が9割失われたこと。
感染から5日後。前日まで味わえていたゼリーなどの味が突然ゼロに。
歯磨きしても口がさっぱりしない。
シャンプーをしても香りがしない。
体力が若干回復した時、回転すしで食べた寿司。
シャリ、ネタ、醤油の味がしない。するのはほんの少し、わさびのツンとした香りだけ。
絶望的な状況の中、あることに気づいた。
コクがある食べ物は味わえる。
江波にあるクラフトチョコレート専門店リタルダンドさんで食べたチョコアイス。
美味い。美味いのだ!
みそ汁も味わえる。これは大きな発見だった。
家族中が大ダメージを受けたなか、不幸中の幸いは80歳近い両親も感染したものの、二人とも命に別状はなかったこと。肺炎など重症に陥る兆候はなかった。
のちに、日本国内の新型コロナ感染拡大第11波だったことを知る。
結論。
ワクチンを接種しても、外出のたびに手洗い・うがいを励行しても。
感染するときは感染する。