頭文字D(アニメ版)をあらためて見直し中。
なんで魅かれるのか、やっと分かった。
とどのつまり、これは弱者の強者に対する挑戦状なのだ。
主人公・藤原拓海の愛車AE86(通称ハチロク)は、20年以上も前に発売された旧車。
しかも2WD。
そんな車に対して誰もが言う。
「あんなオンボロ車に最新の車が負けるわけがない」
「時代遅れのハチロクに何ができる? フフン」
ところがどっこい、バカにしていた旧車にあっさりブッチ切られる。
追いつけない、勝てない。
そんな筈はない!と思っていても、誰も勝てない。
その要因は非力な車を一所懸命にメンテして、車の持つポテンシャルを最大限に引き出しているからだ。
プラス、拓海の天才的なドライビングセンス。
絶対的な車の性能差があっても、車が持つギリギリの限界までポテンシャルを絞り出す。
須藤京一との対ランエボ戦では、エンジンブローまで起こしエンジンがお釈迦になった。
それでもなお、レーシング用のエンジンを積み直し、さらに磨きを掛けて立ち直った。
常に進化しつづけている。
だから強い。
本当に速いドライバーというのは、なぜ自分が速く走れるのかを理解している。
マシンの性能やドライビングテクを正確に把握している。
速い、ということに胡坐をかき、自慢げにひけらかすこともない。
弱者というのは、足りないと自覚しているから常に進化し続けようとする。
だから強いのだ。
安定してしまったら、危機感がうすれて現状維持に陥る。
だから、危機的状況こそ成長する絶好のチャンスなのではないか。
絶対に成長してみせる!!
kohさんが頭文字Dの話題を振るからめちゃ読みたくなってきました。
友達の旦那様の実家にあるそうで今度持って帰ってもらって貸してもらう予定です[絵文字:i-278]
>はなさん
実はコミック版は一度も読んでいないんですよ(笑)
読みたいな~