「お前って本当に偏ってるよな~」
音楽友達からこんなことを言われた。
「デペッシュとDEVOを聴いているのに、XTCを聴かないのは犯罪」
「ニューウェイヴが好きなのに、CUREやSONIC YOUTHを聴いていないのはおかしい」
「えっ!? ビートルズのベストを持っていて、ストーンズを1枚も持っていないの!?」
うーむ確かに・・・
テクノから遡ってエレポップ、テクノポップ、ジャーマンプログレ、果てはMOOGものといろいろ手は出したが、通底するのはエレクトロニックであるということ。
それ以外は1950年代のオールディーズやスタンダード・ポップスが少々。
たしかに万年貧乏で、あれこれ幅広く手を出せなかったことも関係がある。
お金がなくて泣く泣くCDを購入できずに、悔しい思いをしたこともある。
だが、それが無ければ死んでしまうものでもなかろうて。
音楽は直接生死に関わるものでもないし。
プロのミュージシャンじゃないんだから。
出せる予算の範囲内でやりくりを楽しむ面白さもあるのだよ、うん。
なんでもかんでも手に入れて、聴けばいいってものでもない。
お金を貯めて貯めて、やっと買えた新譜がクソだったことは沢山あるけど(>_<)
うぅ
出会えなければそれは運命だ、と割り切ることも必要なんじゃないのかな。
むしろ、自分の身体の中で鳴っている音楽を純化させていくことこそ大事だよ。
今度友人と話す機会があれば、この話をしよう。
一番の困ったちゃんは「何でも聞いてるけど何にも聞いてない人」だと思う。
ご友人がそういう人だ、って意味じゃなくてね。
たくさん聞いてること自体には意味は無い。
なんて「グーグーだって猫である」を見て
キョンキョンいいねぇ、グーグーかわいい~
と鼻の下を伸ばしてた人が言ってみる(笑)
>ねこさん
その友人はパラノイア的なところがあり、飽きるのが早いという特徴があります。
一方、自分は一つの道を極めたいという欲求が強いスキゾフレニア。
全く志向が異なるからこそ、長く付き合えるのかも知れませんね。
音楽も出会いでガーンとくるかこないか、ですよね
先入観なしに出会って、空気も気持も変える
・・・みたいな
すんません、私もグーグーと聞いて猫思い出しました。
>まりさん
初期衝動って大事だと思うんです。
得てしてそれは若い時に沸き起こるものだから、好きな音楽に投資できるお金は少ないし、実現する為のノウハウも少ない。
けど、それでも自分はこの音楽が好きなんだ!と突っ走れる人は素敵。
食費を切り詰めてレコードを買うDJはその典型。
「グーグーだって猫である」は原作があるんですね。
映画版はキョンキョン、上野樹里、加瀬亮と豪華メンツで見に行きたかったけど、結局見れず仕舞い。
広島じゃやらんだろうな、きっと。