【注意】このエントリは一部ネタバレを含みます。
2014年5月3日(土)。
TM NETWORKの大阪公演に行ってきました。
TMN終了直後の1994年からファンになりちょうど20年。
さらには彼らが1984年にデビューしてからちょうど30年。
大事なアニバーサリーイヤーのライブが初ライブ体験となりました。
■15:00
大阪在住の友人に心斎橋周辺を案内してもらった後、会場のオリックス劇場へ。
開演1時間前で会場前の広場にはすでにたくさんのお客さんらしき人が待機中。
オリックス劇場はライブ会場らしからぬ地味〜な外観(すみません)
元・厚生年金会館と知って納得です。
物販会場への入場はすでに終了していました。
外から覗くとFANKS Tシャツ、タオルなどは売り切れている様子。
事前に通販を利用して購入しておいて本当に良かった!
■16:00
会場に入場。
当たり前ですが、周りの会話が関西弁だらけなのが新鮮です。
お客さんは子連れや夫婦のカップルなどが多い。
10代、20代でファンになったと思しき人が多いのも特徴かもしれません。
1F物販コーナーでツアーパンフを購入するかどうか相当迷いました。
金色の装丁で特製バッジ付き。
思案した挙句、購入は見送り、その代わり後日リリースされるであろうBlu-rayに充てることにしました。
最近1〜2ヶ月でTMに投資した金額は、諭吉さんが何枚か消えてゆくものでしたのでw
座席は3Fのステージに向かって左側。
この位置だと木根さんの立ち位置の延長線上になるなーと思っていたら、意外にも小室さんが左側にシンセブースを設けていたのでうれしかった!
小室さんがステージの左側に位置するのは、ひさしぶりじゃなかろうか?
各座席ごとの傾斜はかなりきつめで最初はややビビリました。
けどライブがはじまり、この急勾配のおかげで前列の人のアタマで視界がさえぎられずステージを見下ろすことができたので改めてよく考えられているなーと実感。
席を確認した後、開演まで30分以上あったので会場をぶらぶらと見学。
1Fまで下りてステージ近くまで歩いてみたり。
車椅子専用の観客スペースも設置されていたり、荷物を入れるロッカーがあったりとライブ会場としていろいろ興味深かったです。
■17:00
ほぼ定刻とおりにライブがスタート。
セトリは次のとおりです。
LOUD
Come on Let’s Dance 2014
Kiss You
永遠のパスポート 2014
Accident 2014
RAINBOW RAINBOW 2014
Be Together 2014
CUBE
I am 2013
Just One Victory 2014
小室さんソロ ~TIME TO COUNT DOWN→A Day In The Girl’s Life~
Get Wild 2014
Self Control 2014
Beyond The Time
MALIBU(インスト)
ある日ある時いつか何処かで(インスト)
引用元:CityLights
http://jyonomi.blogspot.jp/2014/05/tm-network-season1-2.html
【全体の印象】
・最新アルバム(DRESS 2)、シングル(LOUD)の曲を忠実に再現したという感じ。
・この2枚を事前にかなり聴きこんでいたので、シンセのフレーズやシーケンスパターンが流れた瞬間「あの曲だな」という思考がアタマを駆け巡ると共に、大きな驚きが感じられなかったのも事実。
これがはたして良いことだったのか、それとも(個人的には)残念なことだったのか。
判断がつきかねるところではあります。
他の人はどう感じたのか気になるところ。
ディープなFANKSの中には最新アルバム&シングルはおろか、これまでリリースされた音源を全く聴かない「TM断ち」してライブに臨んだ猛者もいるとか。。。
すごいなw 次回は見習いたい。
新鮮な気持ちでライブに臨むのもアリかもしれませんね。
超初期のTMのコンセプト=SFに原点回帰した演出がトータルに散りばめられています。
これは素直に歓迎したい。
【各曲の印象】
気になった曲をピックアップします。
・永遠のパスポート 2014
→原曲がすごく好きなので、ウツの生声で聴けて感無量!
・ Be Together 2014
→お約束のウツ木根のクルッと回転は今回も健在。
ライブ後のオフ会で聴いた話によれば、2回目の回転の時にウツがすこしヨロけていたらしい。
ハラハラして見守る視線は、もはや母親そのもの。
・Just One Victory 2014
→サビで一本指を立てて腕を挙げる動作が定番。
自分もやってみたら結構楽しい(^^)
まさにJust One Victoryなう。
・TIME TO COUNT DOWN
→小室さんの生の速弾きがすさまじかった。
リズレの頃、EOSをガンガン弾く姿がオーバーラップしました。
・ Get Wild 2014
→ゲゲゲの連打が聴けました!
前のライブでは封印していたので、これはうれしかったな。
前日には小室さんがシンセを足で蹴ったらしい(?)
今回はなし。
・Self Control 2014
→上昇音が続くキメのパートで、赤いシンセ(Nord系?)が不調だったのかうまくキメられずに何度かシンセをガチャガチャ動かしていました。
こういう機材トラブルらしきものがバッチリ見えてしまうのもライブの醍醐味。
小室さんは至って冷静に対処されていましたが。
・Beyond The Time
→ラストを飾るのにふさわしい曲。
歌い終わって三人がステージ中央に集合し、背面のスクリーンを眺めて幕が降ります。
そして浮かび上がる文字。
TM NETWORK will be continued to … winter 2014.
この瞬間、冬にライブ開催決定を知りました!
・MCはなし。きっかり2時間で終了。
【機材】
・小室さん→iMacが2台と前回よりはPCのセッティングが控えめ。
ステージが照明を落とした時に、暗闇に浮かび上がるLEDがまるで宇宙船のコンソールみたいでかっこいい。
【寸劇】
・今回の演劇パートを自分なりに解釈すると、地球外知的生命体であるTMの3人が人間の女の子そっくりの生命体を作り出し、それをカプセルに収めて地球のロンドンに向けて送り出した…となります。
この子がキャロルになるであろうことは想像に難くない。
・女の子を作り出す装置がステージ背面の扉から登場。ウツと木根さんがコンソールを操作すると、次第に女の子が形造られてくるという凝った演出。
・オフ会の話では、ウツ木根がコンソールを操作する回数が前日より減ったとのこと。
・カプセルを射出する前、バトンらしきものを小室さん→木根さん→ウツに手渡し。どこかで見たことがあるような…と思ってあとで調べたら、FANKS CRY-MAXのSelf Controlでも似たような場面がありました。
その時は木根さん→ウツ→小室さんというパターン。
にくい演出ですな( ̄一 ̄)ニヤリ
https://www.youtube.com/watch?v=JpgwDQjOYD0&feature=youtu.be&t=4m14s
【その他】
・ステージ
→2001年宇宙の旅のディスカバリー号のような舞台セット。
基本カラーがホワイト一色。スターウォーズにも通じるかも。
・衣装
→シルバーカラー。白→灰色ときたので次回は黒か?
まるでスターウォーズ初期3部作のルークみたいだ。
3人が暗黒面に陥らないことを切に願うばかり。
・ウツの足の長さ
→腰から下がスラっと長くて細い。
男の自分から見てもセクシー!(変な意味ではなくて)
■20:00〜21:30
【オフ会】
mixiの関西TMコミュの方からお誘いを受け、オフ会に参加。
すごいディープなトピックからライトなトークなまで楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
リアルFANKSはほとんど知り合いがいなかったので、交流を広げる良いチャンスに恵まれました。
新幹線に乗るために一足先にオフ会会場を後に。
マイミクさんのご好意で新大阪駅までクルマで送っていただきました。
感謝感激(^^)
次のライブでもぜひお会いしたいですね。
無事帰宅して、オーザック付属のトレーディングカードをおそるおそる開封。
見事小室さんバージョンでした!
TMの音楽を聴き続けてよかったと思えた夢のような一日でした。
ついに、TMとのファーストコンタクト、おめでとうございます。
まさに Welcome to the FANKS!
僕も攻めている姿勢が印象に残る、素敵なコンサートだったと思います。
この場が初めての体験だったというは、30周年記念ツアーということを除いても、
非常にいいタイミングだったんじゃないでしょうか。
ただこれ →『ツアーパンフ』
これを買わなかったのは、痛恨の極みですぞ!
よくある写真集まがいのものではなく、
ぎっしり情報の詰まった、本屋で売っていいレベルですよ。
今からでもご検討下さい。(悪魔の囁き)
「TM断ち」
やったことに、後悔はしておりませんが
精神的に相当追い詰められました(笑)
>ポコ太さん
アニバーサリーイヤーにライブに行けて本当にラッキーでした。
冬のライブにも参加したいな〜
ツアーパンフ!
これと、ぴあから発売された小室さんの本を合わせると最強になる。
とわかりつつ食指が動かない。。。w
ぶっちゃけお金がないというのが正直なところなのですよー