涙のtake a chance

あまり大きな声で言えないが、実はまだ転職活動を続けている。
内定を頂き企業側に入社の意思表示をしたものの、雇用契約書を提出して正式に入社するまで全く気が抜けないからだ。
一部の転職エージェントを除き、転職サイトには登録したままである。
内定取り消し
あまり考えたくはないが、万が一有り得ると仮定して、セーフティーネットを張っておいて損はないだろう。
厚生労働省の調査によれば2009年3月23日時点で、404社の1845人が内定取り消し処分を受けたという。
うち悪質な2社は実名を公表される事態にまで発展している。
今回の転職活動を通じて学んだのは、絶対的な保障や安定はもはや存在しないということだ。
企業が人を採用するというのは、非常に難しいことなのだ。
学生時代のように、ペーパーテストで何点以上だったら合格という基準がない。
各企業が独自の基準を持っているから、極端な話、企業の数だけ基準が存在している。
そしてそれは景気の動向や、時には人事担当や採用責任者(社長などの役員レベルの人たち)の気まぐれで簡単に左右されてしまう。
だから採用に結びつくのは、本当に運と縁だなぁとつくづく感じる。
内定が決まった会社も、広島の人材紹介会社から紹介されたものの、その後1ヶ月近く音沙汰がなく、進捗状況を問い合わせたところ、トントン拍子に話が進み面接まで行きついた。
あの時もし問い合わせをしなかったら・・・と思うと、非常に複雑な思いだ。
些細なチャンスも拾っていく必要があることを痛感した出来事だ。

2件のコメント

  1. 絶対的な保障や安定はもはや存在しない。。。
    まさにそのとおりですよね!
    リスク回避を想定した行動の重要度がより高くなってくるのをひしひしと感じている今日このごろです[絵文字:v-205]

  2. >エキセントリックさん
    はじめまして。
    転職活動を通じて、リスクマネジメントの基本を学ぶことが出来ました。
    常に最悪の事態を想定しておくことは重要ですね。

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