disposable love

引越し日までに1ヶ月以上あるけど、バタバタする前に不用品の処分を行う。
部屋を占領する大量のCDと本はひとまず保留。
故障して使わなくなったAV機器と関連ソフトを中古専門の買取業者に出張買取を依頼。
ほとんど二束三文だけど、自分で持ち込んで挙句処分費用を支払うよりはマシかなと。

最古のモノは15年前に購入した、レーザーディスク・プレーヤー。
再生ソフトは12インチの巨大なCDとでも表現するべきか、とにかくデカくて場所を取るやっかいものだった。

でも思い出はすごくあって、「Zガンダム」のLD-BOXが出ると知り、バイトして貯めた金でやった買えた時には本当に嬉しかったなー。
最初の放映から10年、もはや地方テレビの再放送でしか見られなかった番組が、フルで見られるこの嬉しさ!
ファーストガンダムは再放送で知ったけど、Zは小学生の頃にリアルタイムで見てた。
当時はモビルスーツのカッコ良さにシビれてたけど、改めて見返すとストーリーが非常にシリアス、かつダーク。
ラストに近づくと主要キャラがどんどん死んで行くし、主人公はラストで精神を崩壊させてしまう。
ファーストのラストでは、シャアとの一騎打ちを潜り抜けたアムロが戦友の元に帰還して、希望に満ちたシーンで終わるけど、Zは・・・何だろう?
LD-BOXには資料価値の非常に高いブックレットが特典として含まれていて、ファースト終了からZガンダムが放送されるまで、富野監督が構想を練る為に書き上げた「富野メモ」なるものが詳細に再現されていた。
いろいろと興味深いのだが、当初Z本編ではアムロは死ぬことになっていて、それが生き延びて「逆襲のシャア」までに至ったのは、キャラクターに根性があったからだと述べられている。
うん、アムロあってこそのガンダムだから、この判断は正しかったと思うよ。
その後、Zの映画版(豪華な3部作!)では大幅に変更されて度肝を抜かれたもんだ
(どんな風に変わったかは秘密。興味がある人はDVDを見てねー)

ハッと気がつくと周りではDVDが普及して、VHSさえも過去のものになり、ましてやLDなんて存在さえ知らない人も増えてきてる。
今だったら中古で1,000円くらいで買えちゃうもんね。
自分の場合、コレクター的なフェチズムはないので、手放すことに抵抗感はさほどない。
というのも、インパクトの強いものは自分の記憶の中に確実に刷り込まれているからだ。
これは音楽や映画に関しても同じ。

仕事に就いてある程度お金が貯まったら、またDVD-BOXで買い直そうっと。

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