広島にあった! YMO「増殖人形」探訪記

広島・三次に、YMO「増殖」のジャケットで実際に使われた高橋幸宏さんの人形が飾ってあるお店がありましてね・・・

5月にそんな話を聞いたので、いつかは行ってみたいとずっと考えていました。

三次は広島市内から高速道路を使って約1時間のところにある盆地の街。
そしてひょんなことから、噂の発信源となったプログレ好きなMさんとこのお店に一緒に行くことになりました。

車を出していただいたMさんから、車内BGM向けに何かCDを持ってきてくださいとリクエストがあったので、幸宏さん監修のYMOベスト盤ONE MORE YMOを持参。
カーステにかけると自動的に曲のジャンル分けが行われ、モニターに表示されるという面白い仕掛けが(^^)
ちなみにTechnopolisは「テクノ」「ノリがいい」だそうです。納得。

YMO/Technopolis (re-mix)のカーナビ表示

お昼ごはんを済ませ、いざお店へ!
場所はみよし本通り商店街にあるCDレコードショップ「メインストリーム」さん。

三次メインストリーム看板

Mさんは店主さんと長い付き合いらしく、プログレを中心に気さくにお話をされていました。
曰く、広島県内でもっともプログレが充実しているお店とのこと。
そしてさっそく見せていただいたのが、こちらです。

YMO増殖人形(高橋幸宏)の全体像

YMO増殖人形(高橋幸宏)の拡大画像

店主さんがわざわざ棚から増殖のレコードを引っ張りだしてくれて、撮影用にとディスプレイしてくださいました。
撮影の許可をいただいたので、夢中で写真をバシャバシャ撮りまくりましたよ!
30年ほど前に店主さんが音楽関係のお仕事をされていた頃、撮影に使われた人形が販促用として全国に配られたそうで、その内の一体を入手されたんだとか。
大変貴重なものと知っているので、触らせていただいた手がプルプルと震えます(笑)本当に大興奮でした。

わたしたちが訪問する少し前に、広島市内から別のお客さんが来店して、これまたバシャバシャ写真を撮ったらしい。
この人形の存在については大っぴらに宣伝していないので、どこから情報入手したんでしょうね?と話されていました。
せっかくなので中古CDを物色していると、中森明菜さんの「禁区」8cmCDシングルを発見。
細野さん仕事の傑作ということでさっそくゲットしました。

中森明菜/禁区のCDシングル

ホクホクの笑顔でMさんと帰途につきました。
帰りはなぜかプログレとP-MODEL談義で盛り上がりまして。
80年代中期のP-MODELライブ体験談(うらやましい!)や、前身バンドのマンドレイクの音源などを聴かせていただきました。
マンドレイク(凄腕プログレ集団)とP-MODEL(パンキッシュなテクノポップ)の音楽性があまりにも違うので、びっくりするとともに何故そうなったかを詳しく説明していただいたおかげでまた一つ賢くなりました。
ふとカーステを見ると、美術館で会った人だろが掛かっています。 ジャンルは「ロック/ポップス」「静かな」。 静かな・・・?!

P-MODEL/美術館で会った人だろのカーナビ表示

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