CDレビュー:オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」完全版

オリジナル・サウンドトラック 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 完全版

原因は何です?重量が3kg減った原因は?

-コクピット周辺のフレームの材質を変えたんですよ。
強度は上がっていますから安心してください。

当たり前でしょ!
(機動戦士ガンダム 逆襲のシャアより)

逆襲のシャア、通称逆シャアは僕にとってエポックメイキングなサントラでした。
ファーストから大好きだったガンダム。
その主人公であるアムロとライバルであるシャアとの決着が付くというストーリー。
そしてエンディング曲を、のちに大好きになるTM NETWORKが手がけていたという事実。
さらには映画が公開された1988年は、僕が広島から関東に引っ越した年。
いろいろなカルチャーショックに晒された年でもあったのです。

もちろん、当時はそんな分析をするにはあまりに幼すぎましたけれども。

今回リリースされたのは完全版。
映画が公開された1988年当時、通常版がリリースされました。

機動戦士ガンダム 「逆襲のシャア」 ― オリジナル・サウンドトラック
サントラ TM NETWORK
エピックレコードジャパン (1988-03-12)
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これはよく聴きこみました。
ガンダムシリーズのサントラはスターチャイルド(キングレコードの内部レーベル)というのが定番ですが、こちらはCBSソニー(当時)となっており、子ども心に妙に記憶に残っています。
ソニー系列なのでTMが器用されたのかな?とも思います。

オリジナル・サウンドトラック 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 完全版(初回生産限定盤)
サントラ TM NETWORK
Sony Music Direct (2014-06-11)
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Disc 1→1988年リリースのサントラと同じ構成
Disc 2→未発表曲
Disc 3→映画版と尺を合わせたもの

サントラを作曲した三枝成彰さんは、Zガンダムのサントラも手がけた方です。
ガンダムの世界観を本当によく理解されていて、ジブリ映画でいう久石譲さんのような存在。
一つのメインテーマのアレンジを色々と変えて素晴らしいお仕事をされています。

注目ポイントは、なんといってもDisc 2の通常版未収録曲・未発表音源!

アムロのνガンダムがクェスのαアジールとファンネル同士で対決する場面や、ハサウェイがラーカイラムに密航する際の場面、そしてネオジン軍の兵士のパーティで流れるBGMなど、劇中でも短い尺でしか使われなかった曲がてんこ盛り。
そうそう、あの曲だよね!と思わせる選曲ですね。

一番貴重だと思ったのが、シャアとクェスがスイートウォーター内の電車で移動中に流れる曲。
曲名は「我等が願い」。
シャアとネオジオン軍を民間人が讃えて歌われる曲なんですが、劇中そのままアコーディオンのアレンジで収録されています。
これには感激しました。

僕にとってのガンダムは、ここで終わっています。
とどのつまりガンダムとはアムロとシャアの物語でした。

この二人の意思を受け継いで映像化された作品は、いまのところガンダムUCのみでしょうか?

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