行ってきました!modify #3

modifyフライヤー

広島のDJパーティ「modify」に行ってきました。
知り合いのDJさんが出演されるほか、砂原良徳さんがスペシャルゲストとしてDJをやると聴き、数日前からウキウキ。
まるで遠足を楽しみにする子どもの心境です(笑)

場所はCafe JAMAICA。
4年前に卓球さんのDJを見に行った思い出のベニューです。

22:00スタート直後に入店すると、すでにsasakiさんが回されていました。
ヘッドライナーということでフロアを温める隙のないプレイ。
ご本人も後で話されていましたが、いつもよりハウスよりの盛り上がる曲を多く掛けていたように思います。
ふだんはミニマルなテクノを多く掛けていらっしゃいますね。

フロアが徐々に温まり、まばらだった人も徐々に埋まり始めた頃。
DJ RINNさんが登場。
初めてプレイを聴かせていただき、完全にツボにハマりました。

どっしりとした安定感。
その上で展開される選曲ににじみ出るサービス精神。
すごくハードなんだけど殺伐としたハードさではなくて、グイグイと煽ってくる感じ。
僕がテクノにどっぷりハマっていた1990年代の、いわゆるテクノクラシックと呼ばれるものを沢山かけてくださいました。
ご本人も本当にうれしそうにプレイされていて、ファンの人も多いんじゃないかなと勝手に感じました。

フロアが完全に熱くなった頃、砂原さんが登場。
メガネをかけて、MacBook+オーディオインターフェースを使ってのDJ。
RINNさんの流れを汲んでマッシブなリズムを選びつつ、ウワモノは割と自由にチョイスされている感じ。
ボーカルものだったり、電子音だったり、エフェクトだったり。

もっと静かな電子音を使ったユルい選曲をすると思っていたので、意外に男前な選曲で驚きました。
華奢な身体のどこからそんなエネルギーが産まれてくるのかと思わせるアグレッシブな曲のラッシュ。
はっきり言ってカッコイイ!

ほんの2メートル先に砂原さんがプレイされているシチュエーション。
もうそれだけで感無量でした。

ガンガンに盛り上げた後にOkamotoさんにタッチ交代。

Okamotoさんは恐らく自分と同世代の方。
フェーダーを全部カットして一瞬音を消したり、カットインの仕方が自分たちの世代で流行ったテクによく似ていました。
スタイルは今回出演された4人の方の中で最も華やかな印象があります。
どことなく懐かしさもw

その後からはsasakiさん→RINNさん→Okamotoさんの順番でBack to Back。
数曲ごとにどんどんDJが入れ替わり立ち代り変わっていくスタイルです。

sasakiさんが上手にBPMを大幅に上げてお客さんを煽った瞬間は本当に楽しかった!
こういう展開もOKなんだと思ってずいぶん勉強になりましたね。

砂原さんはプレイ後にフロアに来て、お客さんと普通に話したり、写真撮影に応じていらっしゃいました。
すごく気さくな方で、私も一緒に写真を撮る機会に恵まれました。
当日は砂原さんデザインの電気グルーヴのツアーパンダTシャツを着ていまして、ちゃんと突っ込んでくれましたw
もし呼んでくれたら広島にまた来ますよ〜と言っていただけましたよ。
なので広島のプロモーターさん、オーガナイザーさんはぜひもう一度呼んでほしい!

せっかくなので、今回4人のDJさんたちがかけていただいた曲の中で強く印象に残っている曲の一部をご紹介しましょう。
テクノクラシックが多いのは個人的な趣味です。あしからず。

■I Feel Love / Donna Summer

https://www.youtube.com/watch?v=C2q2bis6eLE

デリック・メイが以前キラートラックで使っていたディスコクラシック。
これがまさか現代のフロアで聴けるとは。。。

■R-theme / R-Tyme

デリック・メイの変名によるデトロイトテクノの名曲。
力強いリズムの上に叙情的なシンセが乗っかる、これぞデトロイトスタイルな一曲。

■Lush3-1 & 3-2 / Orbital

Orbitalと言えばChimeかこの曲。
彼らはとにかくずば抜けて音の品質が高かったのをよく覚えています。

古い曲でもDJプレイの中で文脈に合っていたら違和感なく溶け込む。
このことを痛感して勉強になりました!

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