Japanese Whispers / The Cure

Japanese Whispers

Japanese Whispers

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The Cure
Polygram UK (1988-02-18)
売り上げランキング: 136,824

1. Let’s Go To Bed
2. The Dream
3. Just One Kiss
4. The Upstairs Room
5. The Walk
6. Speak My Language
7. Lament
8. The Lovecats

ニューウェイヴ好きな複数の知り合いからThe Cureというアーティストの魅力について話を聴いている内に、自分も聴いてみたくなり、「一番エレポップしてるアルバムは?」というリクエストに対して返ってきたのがこのアルバム(邦題「日本人の囁き」)でした。

僕がCureの名前を最初に知ったのは中学時代。
姉が持っていた玖保キリコさんの「シニカルヒステリーアワー」というコミックの中で、主人公のキリコちゃんが混乱した時に自分の髪をクシャクシャに逆立てて「頭がキュアー」と表現していたのをはっきり覚えています。
おそらく中心人物のロバート・スミスの髪型を形容したセリフだったのでしょう。
当時は全く意味がわかりませんでした(笑)

次に聞いたのは、月日はかなり流れて社会人になってから。
CMJKさんが所属していたCutemenというバンド名の由来が、CureとEcho & the Bunnymen(通称エコバニ)を掛け合わせたものということを知った時です。

また元ナゴムレコードの主催者KERAさんの風貌が、ロバート・スミスに似ていたことも今となれば良い思い出です。

そして今、ようやくそのCureのアルバムを入手して聴くことが出来ました。
最初に名前を聴いてから実に20年もの後のことです。

シンセはかなり使われているようですが、ニューウェイヴと言えども初期のデペッシュモードのようにシーケンサーでキッチリ打ち込んだ印象ではなく、ギターやベース、生ドラムも被せてバンドサウンドとして成立させている感じがします。

そしてボーカルの質感から曲のフレーズまで、とことんUKの香りがしますね。
それもニューウェイヴの暗黒面、ダークサイド・オブ・UK。
質感として近いのはジョイディヴィジョンではないでしょうか?

一番好きな曲はLet’s Go To Bedです。
ディスコで流れていてもおかしくない、ダンスの要素の強いところが好きです。

http://www.youtube.com/watch?v=yXzxYVeI0wc

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